HOME >> 子供の生活習慣病
よくない生活習慣を子供のころから続けていると、子供でも大人がかかるような病気になったり、生活習慣病予備軍になってしまうことがあります。
最近では、採血や血圧測定により、生徒たちが生活習慣病になりかけていないか早く見つけるために『生活習慣病検診』という特別な検診をする学校が全国で増えています。
これは、一昔の日本では想像つかなかったことでしょう。
生活習慣病は、子どもの時には痛みなどの症状があまりないものです。
自分が病気になりかかっているというのに、なかなか自覚症状になって現れてこない。
これが子供の生活習慣病のこわいところでしょう。
でも、考えてみると、生活習慣病『生活習慣でなる病気』です。
ということは逆に言えば『病気予防の生活習慣』、つまりよい生活習慣を子供のうちから身につければ病気を予防できるということです。
子供によくない生活習慣を身につけさせてしまうのは親の責任とも言えるでしょう。
子供の明るい未来のために、小さなうちから正しい生活習慣を身につけるよう指導しましょう。
また、親自身が手本となる生活習慣を送れているか、見直してみましょう。
近年、日本では子供の肥満が重要な問題となっています。
文部科学省の調査によると、現在、11歳、12歳の子供の約10パーセント以上が肥満であることがわかっています(平成17年 学校保健統計調査)。
要するに約10人に1人の割合で肥満の子供がいるということです。
さらに、10人に1人の子供は生活習慣病予備軍であるということです。
子供の肥満を招く主な原因は偏った食生活と運動不足です。
脂質の多い食事は摂取エネルギーの増加につながります。
揚げ物や、ファーストフード、スナック菓子などを普段から好んで食べさせるような食生活は、肥満を助します。
また、現代の子供はテレビゲームの発達や、学校が終わっても塾通いなどで、外でおもいっきり遊びまわる機会も減っていて、運動不足になりがちです。
このような要因も重なって子供の肥満を助長していると考えられます。
肥満はあらゆる生活習慣病を引き起こします。
しかし、成長期の子供には過度なダイエットをさせてしまうと成長に障害が出てしまうので、過度なダイエットはさせてはいけません。
食生活、運動習慣を改善させるよう促すのが大人の大事な役割でしょう。
近年、大人と同じような生活習慣病になる子供が増えています。
偏った食生活や運動不足、ストレスをためこむといった生活習慣を子供が送っているのです。
その結果、大人がなるような生活習慣病に子供も侵されているのです。
子供の生活習慣病の多くは肥満によって引き起こされるものです。
肥満によってインスリンの働きが低下して高血糖になったりします。
肥満によって心臓に負担がかかって高血圧になったりすることがあります。
先にものべましたが、肥満は子供であってもいろいろな病気を招くのです。
また、脂質の多い食事によって、高脂血症などに子供が侵されている場合もあります。
生活習慣病の低年齢化が進んでいます。
ここで一度国民の意識を高める努力が必要ではないでしょうか。
子供をよくない生活習慣により病気にさせてしまうのは、私たちの先祖がつくりあげてきてくれたものを、裏切ることになるのではないかと思います。
人の体はストレスが加わると、体の調子を整えるホルモンの分泌や自律神経の作用に変化がおきます.
この現象は子供にも同様におきます。
子供の体は成長の途中にあるので、自律神経などは未発達なままです。
そのため、ストレスの影響を強く受けやすくなっています。
ストレスにより体調をくずすこともしばしばあり、強いストレスを感じると大人と同じように胃潰瘍や十二指腸潰瘍になることがあります。
また、潰瘍に進行しない場合でも、慢性的な胃痛、食欲不振を訴えるケースも増加しています。
子供の間で深刻な問題になっているいじめや、学歴社会。
小さな体で背負っているストレスは相当なものです。
大人は上手にそのストレスを吐き出させてあげましょう。
子供は大事な日本の宝です。
みんなでストレスから守ってあげましょう。
近年増加する子供の生活習慣病。
重症化してしまうと、命にかかわるケースもあります。
そんな病魔から守って上げられるのは大人だけでしょう。
子供の生活習慣病の予防のために、まずはまわりの大人が正しい知識を身につけて子供の生活習慣改善へと導きましょう。
・食生活を正す
肥満はさまざまな生活習慣病の発症要因となるため、子供のうちから改善を試みることが大事です。
肥満の改善は食生活の改善が最重要といえるのではないでしょうか。
しかし、肥満があっても子供は成長期なので、どの栄養が不足してもいけません。
また、極端な食事制限は絶対にやめましょう。
バランスのよい食事を提供してあげましょう。
また、子供が大人と同じ夜型の生活になっていて、食事の始まる時間があまり定まっていない家庭があることも問題です。
食事の時間が定まっていないと何が問題か申しますと、食事前におなかが空き、脂質や糖質の多いおやつなどを満腹になるまで食べてしまうことがあります。
これはエネルギーの過剰摂取につながります。
こうした食生活の誤りも子供のうちに正しておくべきでしょう。
やや肥満ぎみであっても、正しい食生活を身につけて過度に体重が増えなくなれば、身長が伸びていくうちに肥満が解消されることもあります。
・運動習慣を身に着ける
肥満の解消には、食生活の改善とあわせて、体を動かす習慣をつくることがひとつのポイントでしょう。
すなわち、消費エネルギーを増やすことが重要です。
できれば、親が無理に運動を進めるのではなく、子供が自分なりに楽しめる運動を見つけて、クラブ活動などに参加するのが望ましいといえます。
大人と同じですが、楽しむ心がないと長続きはしないでしょう。
特に子供にはそれが顕著にあらわれるのではないでしょうか。
子供が運動習慣を身につけることに積極的になれないようであれば、そこで無理にすすめては逆効果です。
まずは、掃除や洗濯、買い物など家の手伝いや子供の興味をそそるような体を動かす機会を作ってあげることが第一歩となるでしょう。
・生活習慣全体を正す
子供の体は大人以上にストレスの影響を強く受けやすく、体調をくずすこともしばしばあります。
自律神経を整えてストレスに対応できる体をつくるには、規則正しい生活リズムを身につけておくことが大切です。
例えば起床時間と就寝時間は決めましょう。
それを毎日守るようにします。
最近は朝食をとらない子供が増えていますが、朝食も必ず食べてから活動にうつる習慣を身につけさせてあげましょう。
ちなみに、大人の間でも朝食をとらずに活動をスタートする人が多いようですが、そういう人は集中力は欠如したりしてしまう人が多いように見受けられます。
こうした生活習慣を大人になっても続けないために、子供のうちに大人が正してあげましょう。
規則正しい生活を送ると自律神経が整えられて、ストレスの影響にも強い体質になるそうです。