内脂肪がなぜ体に悪いのか
内脂肪は体に悪いと言われますが、それでは内臓脂肪はなぜ体に悪いのでしょうか。
・内脂肪は血糖値を上げる
血液中の糖はインスリンというホルモンの働きで調整されています。
脂肪細胞から分泌される『アディポネクチン』という物質は、インスリンの働きを活性化させます。
しかし、内臓脂肪が過剰にたまるとアディポネクチンの分泌量が現象します。
こうしてインスリンの働きが低下すると、糖が処理されにくくなります。
さらに内臓脂肪が多くたまると、脂肪は糖の材料となるので、血液中の糖が増加します。
しかしインスリンの働きは低下しているために糖が十分に使われず、血糖値が上がります。
・血圧を上げる
アディポネクチンには、血管をやわらかくし、血管を広げやすくする働きもあります。
しかし内臓脂肪がたまると分泌量が現象し、血管が硬くなります。
こうなると血圧が上昇します。
・高脂血症を起こす
内臓脂肪がたまると、血液中の中性脂肪の量も増加してしまいます。
また、脂質を分解する酵素の働きも弱まり、善玉のHDLがつくられなくなります。
そのため、中性脂肪が多く、HDLコレステロールが少ない高脂血症をひきおこします。
さらには、内臓脂肪により悪玉に入り込みやすい『超悪玉』の小型LDLコレステロールがたくさんあらわれます。
そのため、動脈硬化がいっそう促進されてしまいます。
内脂肪はさまざまな悪影響を引き起こすことがわかっていただけたでしょうか。
できるだけ内臓脂肪をためこまない生活習慣を身につけましょう。


