HOME >> 虫歯・歯周病
虫歯や歯周病を防ぐには日ごろの歯磨きの習慣が大きく影響します。
また、日本人は25歳以上の8割の人が歯周病にかかっているといわれています。
よく聞く虫歯ですが、虫歯とは一体何でしょう。
数百種類の細菌が口の中には常に存在しています。
飲食をすることによって、細菌が糖を取り込みます。
そして、ネバネバとした粘着物をつくりだします。
このネバネバした粘着物は歯の表面にかたまりとなり、付着します。
歯に付着した細菌のかたまりはプラークと呼ばれます。
プラークの中には虫歯の原因菌も含まれています。
虫歯の原因菌は飲食物から、取り込んだ糖から酸をつくりだします。
すると、プラークに接する歯の表面はミネラルが酸によって溶けてしまいます。
これが脱灰という虫歯のおこるしくみです。
一方、再びミネラルを取り込ませる働きもあります。
いわゆる再石灰化という働きです。
だ液が酸性になった歯の表面を中性に戻すと、だ液のなかに含まれるミネラルが歯にとりこれます。
これが再石灰化の働きです。
間食の習慣が多いと虫歯菌が糖を取り続け、虫歯の発生率を高るでしょう。
それでは、歯周病とは何でしょうか。
歯と歯茎の間にプラークが付着すると、体が異物を排除しようとします。
そして、歯茎で炎症を起こします。
この炎症は歯茎の組織を破壊します。
これが歯周病です。
歯周病には歯茎に炎症がおこる『歯肉炎』と炎症により歯の周りの組織全体がくずれてしまう『歯周炎』の2種類あります。
歯周炎は歯が抜けることさえもあり、とても危険です。
これらの原因としては、喫煙習慣が深く関わるといわれています。
また、糖尿病があったり、肝機能が低下していると抵抗力が弱まってしまうので、歯周病を起こしやすくなります。
虫歯、歯周病は初期の段階で治療をすると治癒率が高くなります。
どのような症状がでたら、虫歯や歯周病と疑うべきなのでしょうか。
虫歯の場合は、初期では自覚症状がほとんどありません。
冷たいものを食べたときにしみるくらいでしょう。
これがさらに激痛がはしるほどしみたり、何もしなくても痛みを感じるときはかなり進行している状態といえます。
歯周病の場合、歯茎が腫れだしたら歯肉炎の始まりのサインです。
また、歯茎がぷよぷよにふくらんでいたりしたら要注意です。
また、歯茎が下がってきた場合も炎症が原因と考えられます。
歯周病は歯磨きの際に出血することがよく見られます。
虫歯、歯周病も生活習慣のなかでポイントを改善すれば予防できます。
食生活、歯磨きの習慣に気をつけましょう。
・歯磨きはしっかりと
虫歯や歯周病の予防のために一番大切なのは歯磨きです。
しかし、自分できれいに磨けていたつもりでもきちんとプラークを落とせていないことがよくあり、そこから虫歯が発生するので注意しましょう。
・正しい歯磨きのしかた
歯磨きには10分はかけましょう。
1本につき、だいたい20回ほど磨くのが理想といわれています。
通常28本ある歯の裏表を20回ずつ磨くとだいたい10分ほどかかるようです。
また、歯磨きのし方としては、最初は歯磨剤をつけずに磨きましょう。
歯磨き剤は最後に仕上げとして使いましょう。
歯と歯の隙間や、歯と歯茎の境目などは歯ブラシが届きにくく歯磨きを行ってもプラークが落ちにくい場所です。
隙間は念入りに磨きましょう。
歯ブラシによるブラッシングだけではなく、歯間ブラシやデンタルフロスも併用して、虫歯を予防しましょう。
・日常生活の心がけ
何か物を食べているということは、虫歯菌の栄養素となる糖をとり続けている状態になります。
飲食物を口にいれる時間と、何もしない時間のメリハリをつけるよう心がけましょう。
また、就寝中は唾液が分泌されません。
ということは、就寝中には、歯の再石灰化が起こりません。
お酒などをのんで酔っ払い、そのまま寝てしまうようなよくない習慣は避けましょう。
虫歯の歯痛も、歯周病の不快感も毎日快適に生活を送るにはとても不愉快極まりないものです。
しっかり予防して、おいしく食事をとれるようになるといいですね。