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生活習慣病、肥満

肥満という状態は、簡単にいうと体が太っているという意味です。

医学的に『肥満』という言葉を使う時は、脂肪が一定以上に多くなった状態のことを言います。

人の体はさまざまな物質で構成されています。

例えば水分、糖質、たんぱく質、ミネラル、脂肪などです。

このなかの脂肪の割合が異常に多くなりすぎると肥満につながります。

肥満があると、さまざまな生活習慣病を発症させる要因となります。

何をもって肥満とするのかは、国際的に用いられている指標が参考になるでしょう。

肥満はあらゆる病気を招きます。

自分が肥満にならないためには、まずは生活習慣の見直しが必要になります。

しかし、とりあえず心がけをしっかりすることが肥満予防の第一歩でしょう。

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肥満について

体の中で消費されず余ったエネルギーはどうなるのでしょうか。

それは、体脂肪として体に貯蔵されます。

よって、余分なエネルギーが多いとたくさんの体脂肪がつくということです。

そして、肥満へと足を踏み入れることになります。

肥満がなぜ問題なのか。

肥満は、体内に中性脂肪が増えてしまいます。

これは、動脈硬化を促進します。

また、血管の健康を守る物質の分泌を妨げます。

これらは、さまざまな生活習慣病を招きます。

現代の日本人に急激に増えている糖尿病、高血圧、高脂血症、といった生活習慣病はもとの原因が肥満であることが多いです。

また、3大生活習慣病であるガン、脳卒中、心臓病にも同じく肥満は最悪な危険因子であります。

ほかにも高尿酸血症や痛風、脂肪肝なども肥満と関係があります。

肥満はさまざまな生活習慣病の深い根と言えるでしょう。

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BMIとは

太っていると自覚し、気にしている人は多いようです。

中高年や、特に女性に多いでしょう。

それでは、いったい肥満とは、何をもって肥満と判断されるのでしょうか。

医学的な判断の基準のひとつとして、BMIによる判定が有効とされています。

BMIとは国際的に用いられている肥満の指標です。

健康のためにもっとも望ましいBMIを日本肥満学会では、22としています。

BMIが25以上になると、肥満と判断されます。

それでは、BMIの値はどのように出すのでしょうか。

BMI=体重(kg)÷身長(m)

この式に自分をあてはめてみましょう。

判断の基準は下記のとおりです。

・40以上の場合、肥満(4度)

・35以上40未満、肥満(3度)

・30以上35未満、肥満(2度)

・25以上30未満、肥満(1度)

・18.5以上25未満、普通体重

・18.5未満、低体重(やせ)

このBIMの値を自分で確認し、認識しておくと、肥満防止に役立つでしょう。

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肥満になりやすいタイプ

肥満になりやすい人は同じような生活習慣を身につけていることがあります。

どのような生活習慣を送っている人が肥満になりやすいのでしょうか。

・動物性脂肪の多い食事を好む

肥満が増えた原因のひとつとして食生活の欧米化が問題といわれています。

食生活の欧米化は脂肪の摂取量を増やしました。

脂肪はエネルギー量がとても高いので、肥満の原因になりやすいものです。

とりすぎは禁物でしょう。

・家族歴

遺伝により、太りやすい体質の人がいます。

自分の両親が太っていたり、太めであるといった場合は注意が必要です。

しかし、勘違いしてはおけないのはかならずしも体質の影響で太るということではありません。

遺伝に加え、よくない生活習慣が加わると肥満になりやすいです。

家族歴のある人はリスクが高いことを認識しておきましょう。

・若いころと食事量が変わらない、または増えた

人間は年をとると基礎代謝が落ちます。

よって、イメージできると思いますが、食べる量がかわらなかったり増えていると肥満を招きやすくなります。

・甘いもの、お菓子を好んで食べる

糖の過剰な摂取は肥満を招きます。

どうしても間食がしたいので食事は減らす人がいるようですが、それは逆効果です。

太りやすい体質を作りだします。

・運動不足

日ごろ運動の習慣がなく、便利なエレベーターやエスカレーターなど、楽なものばかり利用していると、肥満になるリスクを高めます。

上に数点あげた生活習慣にひとつでもあてはまる人は肥満予備軍かすでに肥満かもしれません。

BMI値をだしてみましょう。

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肥満と肥満症の違い

肥満と別に、肥満症と呼ばれるものがあります。

肥満症は、ただ太っている肥満とは区別されます。

医学的に減量が必要と判断される肥満の場合、肥満症と診断されます。

それでは、どのような場合に肥満症と診断されるのでしょうか。

・BMIが25以上であり、すでに糖尿病や高血圧などの合併症をもっているか、今後引き起こす危険性が高い場合。

・BMIが25以上で腹部CT検査により、内臓脂肪の面積が100−以上ある内臓脂肪型肥満と確定診断された場合。

いずれにせよ、肥満、肥満症は医師にしか診断はできかねるので、BMIが25以上である人は受診したほうがいいでしょう。

意外な隠れ肥満な人も多いようです。

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肥満の予防

肥満を予防するには、生活習慣の改善が重要となります。

どのような点に注意すればよいのでしょうか。

・食生活

エネルギーの過剰摂取は肥満の大きな原因です。

まずは食べすぎに注意が必要でしょう。

体にとって脂肪は大事な栄養素ではあるのですが、過剰な摂取は肥満につながります。

また、体重を減らそうと食事を減らしたり抜いたり、単品ダイエットはやめましょう。

逆に健康を害し、たんぱく質不足で筋肉の量が減るので、逆に脂肪の燃えにくい体になります。

バランスよく、適量な食事を心がけましょう。

・基礎代謝を上げる生活習慣を

人間の体がエネルギーを消費するしくみは『基礎代謝』と『エネルギー代謝』というものがあります。

基礎代謝とは体を動かさない時、例えば呼吸など、生命を維持するためにエネルギーが消費される体のしくみのことです。

エネルギー代謝とは、体を動かす際にエネルギーを消費するしくみのことです。

基礎代謝のアップは肥満予防のために役に立ちます。

基礎代謝がアップすれば、体を動かさずとも、エネルギーが消費されやすくなるということです。

そうすると、毎日のエネルギー消費量も増加します。

それでは、そのような生活習慣が基礎代謝を上げてくれるのでしょうか。

基礎代謝は筋肉がよくついてるほどアップします。

減量のために普段からできる運動は、ウォーキングや水泳などの有酸素運動が有効です。

それに加えて、基礎代謝をアップさせるために、筋肉をつける運動も加えるのが望ましいでしょう。

運動については長続きするように、無理のない範囲から始めましょう。

ただし運動を制限される病気をもっていたりする場合は主治医の指導のもとにしましょう。

・心がけから肥満予防

普段から体を動かす生活習慣を身に着けておくことが望ましいでしょう。

運動ももちろん大事ですが、日々の生活のなかでこまめに体を動かしてみましょう。

文明の利器の発達により、とても楽な生活を送れるようになりましたが、頼りすぎて生活習慣病が増えているのも事実です。

出来れば、運動不足の人は、電車やバスを1駅前で降りて歩いてみる。

エレベーター、エスカレーターは極力使わず階段を利用する。

ちょっとした運動をこころがけましょう。

体を動かすことも工夫次第ではとても楽しく行えます。

肥満は体にもそうですが、精神的にも悪影響をあたえるものだと思います。

肥満を解消して、心身ともに健康な生活を送りましょう。

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