加齢による脂質の値の上昇
年をとるにつれて、コレステロールや中性脂肪の値が上昇します。
これには、男女それぞれの理由があります。
・男性の場合
男性は加齢とともに肝機能が弱まってしまいます。
肝臓にはコレステロールを細胞に取り込んでくれる『LDL受容体』という物質が全ての中の60〜70パーセント集まっています。
よって、肝機能が弱まると、このLDL受容体の働きも弱まってしまいます。
LDL受容体の働きが弱まると、コレステロールや中性脂肪などの脂質は血液中に多く放出されてしまいます。
そのため、脂質の値が上がってしまうのです。
男性は30歳をすぎたころからこういった現象が現れます。
30歳をすぎたらリスクが高まるという訳なので、該当する人は気をつけましょう。
・女性の場合
女性は閉経後に急激にコレステロール値や中性脂肪値が高くなります。
原因は女性ホルモンの働きが弱まるからです。
女性ホルモンはLDLコレステロールや中性脂肪を減らす役割をしています。
女性は閉経後の50歳ごろから脂質の値が上昇してしまいます。
人間の加齢はどうしても防げない現象です。
加齢にともなう高脂血症の危険性を十分に理解し、生活習慣の改善をしましょう。


